“男子山”の読み方と例文
読み方割合
おのこやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島流しにったようだと云ったが、これは左様でげしょう、しか男子山おのこやま子持山こもちやまの間から足尾庚申山あしおこうしんざんが見える、男子子持の両山の景色などはいねえ……あゝ子持で思い出したが
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
これから二人連立って十一月の五日に其処そこを出立しましたが、此の日は少々空模様が悪いのを抜け出し、中の条より村上村に出、男子山おのこやまの根方を通り、男子村と申す恐ろしい六里の道を越し
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)