“昼靄”の読み方と例文
読み方割合
ひるもや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬の昼靄ひるもやにうすずいて、よくのあたっている島の淡路は、とものかなたに、だんだん遠くなってゆく。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
敵の本拠、独龍山の影も、その日、空の彼方、昼靄ひるもやのうちに早や指させた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)