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霧雨
ふりがな文庫
“霧雨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きりさめ
81.3%
きりあめ
18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりさめ
(逆引き)
霧雨
(
きりさめ
)
がふってきました。雨の中にすわっていると、びしょぬれになってしまいました。けれども、まもなく、強い風が吹いてきました。
アンネ・リスベット
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
今夜
(
こんや
)
はまた、風と
霧雨
(
きりさめ
)
をまじえた、うすら寒い、まっくらな夜です。おまけに、あたりは
刻一刻
(
こくいっこく
)
ときみわるくなってくるではありませんか。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
霧雨(きりさめ)の例文をもっと
(13作品)
見る
きりあめ
(逆引き)
霧雨
(
きりあめ
)
のなごり冷ややかに顔をかすめし時、一陣の風木立ちを過ぎて夕闇
嘯
(
うそぶ
)
きし時、この
切那
(
せつな
)
われはこの
姉妹
(
はらから
)
の行く末のいかに浅ましきやを
鮮
(
あざ
)
やかに見たる心地せり。
おとずれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
微暗
(
うすぐら
)
い門番の
室
(
へや
)
の
燈火
(
あかり
)
が見えた。真暗い空から毛のような
霧雨
(
きりあめ
)
が降っていた。書生の体はもう
耳門
(
くぐりもん
)
から出た。
主翁
(
ていしゅ
)
もその
後
(
あと
)
から
耳門
(
くぐりもん
)
を出たが、ほっとしたような気になって心がのびのびした。
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
霧雨(きりあめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“霧雨”の解説
霧雨(きりさめ、きりあめ)は、霧のような細かい雨のこと。気象観測では、雨滴の直径が0.5 ミリメートル(mm)未満の雨と定義されている。文学など、色々なシチュエーションで使われている。
(出典:Wikipedia)
霧
常用漢字
中学
部首:⾬
19画
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
“霧”で始まる語句
霧
霧島
霧除
霧渓
霧笛
霧風
霧函
霧散
霧降
霧渓晋
検索の候補
雨霧
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立雨霧乃応消
“霧雨”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
梅崎春生
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北原白秋
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
有島武郎
上田敏
林芙美子
芥川竜之介