“霧雨”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きりさめ78.6%
きりあめ21.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“霧雨”を含む作品のジャンル比率
文学 > 文学 > 叢書 全集 選集9.5%
文学 > フランス文学 > 詩3.8%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
方々の工場で鳴らす汽笛のが、鼠色ねずみいろの水蒸気をふるわせたら、それが皆霧雨きりさめになって、降って来はしないかとも思われる。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
今日は、霧雨きりさめにけぶつてゐるせゐか、硯のやうに、けづり立つた八重岳は見えない。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
まだ霧雨きりあめの降っている往来には、細い銀杏いちょうの並木が僅に芽を伸ばして、かめ甲羅こうらに似た蝙蝠傘こうもりがさが幾つもその下を動いて行く。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
真暗い空から毛のような霧雨きりあめが降っていた。
黄灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)