“霧函”の読み方と例文
読み方割合
きりばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
C・T・R・ウィルソンが有名な「ウィルソン霧函きりばこ」の実験を初めてやった時に、この現象を利用して、その霧函の中の霧のしずくの大きさを推定している。
「茶碗の湯」のことなど (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ところが丁度イオンの存在を目に見えるようにする装置にウィルソン霧函きりばこというものがある。
指導者としての寺田先生 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ところでこれらの素粒子の発見は、ウィルソンの霧函きりばこによってなされたのである。
比較科学論 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)