“きりばこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
霧函50.0%
桐箱33.3%
桐函16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが丁度イオンの存在を目に見えるようにする装置にウィルソン霧函きりばこというものがある。
指導者としての寺田先生 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
そこの床の間にありまする小さな桐箱きりばこの中がそのすずりでござりまするが、石は唐の竜尾石りゅうびせき、希代の名品でござりますばかりか、不思議が言い伝えがござりまして
総監は桐函きりばこの蓋をとって捜査課長の前に押しやった。その中には一通の角封筒と、その中から引出したらしい用箋ようせんとが入っていた。
地中魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)