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朝霧
ふりがな文庫
“朝霧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あさぎり
91.7%
てうむ
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あさぎり
(逆引き)
朝霧
(
あさぎり
)
がうすらいでくる。庭の
槐
(
えんじゅ
)
からかすかに日光がもれる。
主人
(
しゅじん
)
は
巻
(
ま
)
きたばこをくゆらしながら、
障子
(
しょうじ
)
をあけ
放
(
はな
)
して庭をながめている。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
五月六日の朝、ガンのむれが
朝霧
(
あさぎり
)
をついて、メラール
湖
(
こ
)
の上を飛んでいくと、湖の上に高い
塔
(
とう
)
や、長い
窓
(
まど
)
ガラスのある家々が見えてきました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
朝霧(あさぎり)の例文をもっと
(11作品)
見る
てうむ
(逆引き)
朝霧
(
てうむ
)
深し。郊辺小沢といふ所
茶店
(
ちやてん
)
(泉屋善助)の
傍
(
かたはら
)
に
小樹籬
(
せうじゆり
)
を囲て
石作士幹
(
いしづくりしかん
)
の墓あり。墓表隷字にて
駒石石
(
くせきせき
)
先生之墓と題す。碑文紀平洲撰せり。一里半福島駅にいたる。関庁荘厳なり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
朝霧
(
てうむ
)
いまだはれず。水車の処に舟をよせて観たり。
行々
(
ゆき/\
)
て右淀の大橋を見、左に桂川の落口を見て宮の渡の辺に到て、
霧
(
きり
)
霽
(
はれ
)
日光あきらかに八幡の山
平瀉
(
ひらかた
)
の民家一覧に入て画がけるがごとし。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
朝霧(てうむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
霧
常用漢字
中学
部首:⾬
19画
“朝”で始まる語句
朝
朝夕
朝飯
朝臣
朝餉
朝日
朝食
朝陽
朝靄
朝鮮
“朝霧”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
押川春浪
徳冨蘆花
伊藤左千夫
幸田露伴
吉川英治
森鴎外
海野十三
泉鏡花
野村胡堂