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あさぎり
ふりがな文庫
“あさぎり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朝霧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝霧
(逆引き)
ことに朝はやく起きて海岸を散歩したり、しめっぽい
朝霧
(
あさぎり
)
のこめた田や畑の間を散歩したりなんかするときの
爽快
(
そうかい
)
さは、何とも言いようのない喜びであった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
扨
(
さて
)
今朝
(
こんちょう
)
、此の辺からは煙も見えず、音も聞えぬ、新
停車場
(
ステエション
)
で
唯
(
ただ
)
一
人
(
にん
)
下
(
お
)
り立つて、
朝霧
(
あさぎり
)
の
濃
(
こま
)
やかな
野中
(
のなか
)
を
歩
(
ほ
)
して、雨になつた
午
(
ご
)
の
時
(
とき
)
過ぎ、
媼
(
おうな
)
の
住居
(
すまい
)
に
駈
(
か
)
け込んだまで
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
早朝関翁以下
駅逓
(
えきてい
)
の人々に別を告げる。斗満橋を渡って、見かえると、谷を
罩
(
こ
)
むる
碧
(
あお
)
い
朝霧
(
あさぎり
)
の中に、関翁は此方に向い、
杖
(
つえ
)
の
頭
(
かしら
)
に両手を
組
(
く
)
んで其上に
額
(
ひたい
)
を
押付
(
おしつ
)
けて居られた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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(11作品)
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