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てうむ
ふりがな文庫
“てうむ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朝霧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝霧
(逆引き)
朝霧
(
てうむ
)
深し。郊辺小沢といふ所
茶店
(
ちやてん
)
(泉屋善助)の
傍
(
かたはら
)
に
小樹籬
(
せうじゆり
)
を囲て
石作士幹
(
いしづくりしかん
)
の墓あり。墓表隷字にて
駒石石
(
くせきせき
)
先生之墓と題す。碑文紀平洲撰せり。一里半福島駅にいたる。関庁荘厳なり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
朝霧
(
てうむ
)
いまだはれず。水車の処に舟をよせて観たり。
行々
(
ゆき/\
)
て右淀の大橋を見、左に桂川の落口を見て宮の渡の辺に到て、
霧
(
きり
)
霽
(
はれ
)
日光あきらかに八幡の山
平瀉
(
ひらかた
)
の民家一覧に入て画がけるがごとし。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
廿四日卯時に発し、
朝霧
(
てうむ
)
はれんとするとき、筑摩川の橋を渡る。此より浅間岳を望む。烟の
升
(
のぼ
)
る焔々たり。此川
大
(
おほい
)
なれども水至て浅し。礫砂至て多し。万葉新続古今雪玉集みなさゞれ石をよみたり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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