“きふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キフ
語句割合
51.0%
寄附8.3%
6.3%
寄付5.2%
4.2%
肌膚3.1%
季布2.1%
来経2.1%
棋譜2.1%
碁布2.1%
忌怖1.0%
季父1.0%
歸府1.0%
1.0%
來經1.0%
帰府1.0%
棄婦1.0%
棊布1.0%
棊譜1.0%
1.0%
着古1.0%
着故1.0%
鬼斧1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また「絵馬」の「女体」では、神舞を急の位でシテの女神が舞ひ、神楽をツレの天女が舞ひ、をツレの力神が舞ふことになつたり
演出 (新字旧仮名) / 野上豊一郎(著)
静の菩提うために村の西生寺と云う寺へ寄附したが、今はの手に渡ったか、寺にもなくなってしまったとのこと。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
僕は維也納の教室を引上げ、を負うて二たび目差すバヴアリアの首府民顕に行つた。そこで何や彼や未だ苦労の多かつたときに、故郷の山形県金瓶村で僕の父が歿した。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
しかし、村人のなかには、戦争のために、じぶんのむすこをうしなった親たちが、たくさんいました。その親たちのところへ、お金の寄付をたのみにいくと、親たちは、ぷんぷんしていうのでした。
丘の銅像 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
洗晒しの伊予絣単衣を着て、白い木綿の兵子帯を締めた貢さんは肩を並べて腰を掛けた。お濱さんは三つ年上で十三に成るが、小学校は病気の為にれて同じだ。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
われは慴然として肌膚を生ずるを覺え、急に舟を呼んで薄赤いろなる古宮殿、獅子を刻める石柱の前を過ぎ、鹹澤の方に向ひぬ。舟の指すところは即ち所謂岸區なりき。
「旅烏ですから、何人も力になってくれる者がないのです、曹邱季布をたすけたように」
嬌娜 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
なお宣長の「あら玉来経る」説、即ち年月の経過するという意。久老の「来経る」説。雅澄の「手纏く」説等がある。宇智と同音だからそう用いた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
りにも名人上手とうたはれた者は年をとつてつまらぬ棋譜すべきでない——と自重を切したといふ。これは或る意味悲壯な、而もふべきだ。
その葦の枯葉が池の中心に向って次第にになって、只枯蓮襤褸のような葉、海綿のような碁布せられ、葉や房の茎は、種々の高さに折れて、それが鋭角にえて
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
この老史学家は指を神経的にわせ、どことなく憂色を湛えていて、明らかに再度の喚問を忌怖するの情を示していた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
けれども、チーヘンの『忌怖の心理』などを見ると、極度の忌怖感に駆られた際の生理現象として、それに関する数多の実験的研究が挙げられています。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
下条寿仙、名は成玉、字は叔琢である。信濃国筑摩郡松本の城主松平丹波守光行の医官になつた。寿仙の弟春泰、名は世簡、字は季父である。横山の事は未だにしない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
塩尻峠を越え、三里塩尻駅。堺屋彦兵衛の家に投宿す。下条兄弟迎飲す。(兄名成玉字叔琢号寿仙、弟名世簡、字季父号春泰、松本侯臣、兄弟共泉豊洲門人なり。)
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
以て紀州表へ調方にはし候ひしが今朝歸府仕つり逐一相糺し候處當時八山に旅宿致し居天一坊といふは九州浪人原田嘉傳次と申者のにて幼名
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
守るなよ三人は予が眼鏡に止りし者なれば屹度御役に立者なり必ず/\此一言をるゝな次右衞門三五郎等歸府なさば此遺言を申し聞すべしと言又家中一同の者へ其方共予がなきは三日を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しかし、月の上る見込みもなかつたし、ボオナスもるばかりの上に、質屋しい友からの融通もさうさうきりなしとはかなかつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
で、新婚生活は七十円らずの月められたが、もなく女の子が生れた上に、世間的物價騰貴で、そのしはだん/\しくなるばかりだつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
帰府されるについて、チトおねがいの筋があるのだが」
無惨やな (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ヂドは色をひて凝立することらくなりき。そのニオベ(子を射殺されて石に化した女神)の如し。にして渾身の血は湧き立てり。これ最早ヂドならず、戀人なるヂド、棄婦なるヂドならず。
独ソノ東ヲ欠ク十二。島嶼ソノ間ニ星羅棊布シ皆青松ニハル。潮ハ退キ浪ハニシテ鴎鷺游嬉シ、漁歌相答フ。トシテ画図ニ入ルガ如シ。既ニシテ舟松島ノ駅ニ達ス。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
夜の八時頃、一人で棊譜を開いて盤上に石を並べている父に、紅茶を運んで行ったときにも、父は二言三言瑠璃子に言葉をかけたけれど、書状のことは、何も云わなかった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
出して見せな
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
やはり黒木綿の紋付羽織に、兄の紀念とかいう二十年来着古るした結城紬の綿入を着たままである。いくら結城紬が丈夫だって、こう着つづけではたまらない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
主人の着故るしめく、茶の短い外套をはおり、はしばしを連翹色に染めた、薔薇色の頸巻をまいて、金モールの抹額をつけた黒帽を眉深にかぶッていた。
あいびき (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
山ならば神※鬼斧の奥手を尽したる也。昨日層雲峡に入りて、鬼神の楼閣かと思いしも、今日より見れば、まだほんの鬼神の門戸なりし也。
層雲峡より大雪山へ (新字新仮名) / 大町桂月(著)