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肌膚
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はだへ
ふりがな文庫
“
肌膚
(
はだへ
)” の例文
報
(
つぐ
)
る鐘耳元に響き渡り
寒風
(
かんぷう
)
肌膚
(
はだへ
)
を
刺
(
さす
)
が如く一
入
(
しほ
)
待遠
(
まちどほ
)
く思ふに就我家の事を
氣遣
(
きづか
)
ひ
若
(
もし
)
母樣が御目を覺され此身の居らぬを尋ねはし給はぬか然共
折角
(
せつかく
)
是迄來りしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼
(
かれ
)
は
例年
(
いつ
)
になく
身體
(
からだ
)
の
窶
(
やつ
)
れが
見
(
み
)
えた。かさ/\と
乾燥
(
かんさう
)
した
肌膚
(
はだへ
)
が一
般
(
ぱん
)
の
老衰者
(
らうすゐしや
)
に
通有
(
つういう
)
な
哀
(
あは
)
れさを
見
(
み
)
せて
居
(
ゐ
)
るばかりでなく、
其
(
その
)
大
(
おほ
)
きな
身體
(
からだ
)
は
肉
(
にく
)
が
落
(
おち
)
てげつそりと
肩
(
かた
)
がこけた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
人の
肌膚
(
はだへ
)
の豹の目は
叢
(
むら
)
なす花にいりまじり
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
小松
(
こまつ
)
や
櫟
(
くぬぎ
)
の
林
(
はやし
)
に
交
(
まじ
)
つて、
之
(
これ
)
に
觸
(
ふ
)
れゝば
人
(
ひと
)
の
肌膚
(
はだへ
)
に
血
(
ち
)
を
見
(
み
)
せる
程
(
ほど
)
の
硬
(
こは
)
い
意地
(
いぢ
)
の
惡
(
わる
)
い
葉
(
は
)
を
持
(
も
)
つた
芒
(
すゝき
)
までが、さうしなければ
目
(
め
)
にも
立
(
た
)
たないのに
態々
(
わざ/\
)
と
薄赤
(
うすあか
)
い
軟
(
やはら
)
かな
穗先
(
ほさき
)
を
高
(
たか
)
くさし
扛
(
あ
)
げて、
他
(
ひと
)
一
倍
(
ばい
)
に
騷
(
さわ
)
いだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
“肌”で始まる語句
肌
肌理
肌着
肌身
肌寒
肌合
肌襦袢
肌目
肌衣
肌脱