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扛
ふりがな文庫
“扛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あ
58.3%
か
8.3%
かう
8.3%
と
8.3%
ひし
8.3%
も
8.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あ
(逆引き)
非常に重い物を引き
扛
(
あ
)
げるような息づかいをして、自分の身をそろ/\と真っすぐ起して、立ち上るのであった。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
扛(あ)の例文をもっと
(7作品)
見る
か
(逆引き)
...
情
(
なさけ
)
は
他
(
あだ
)
しためならず、皆これ和主に
進
(
まい
)
らせんためなり」ト、いふに黒衣も打ち
笑
(
わらい
)
て、「そはいと
易
(
やす
)
き事なり。幸ひこれに弓あれば、これにて共に
扛
(
か
)
き往かん。まづ待ち給へせん用あり」
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
扛(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
かう
(逆引き)
「言、未だ
畢
(
をは
)
らず。門
忽
(
たちま
)
ち
啓
(
ひら
)
く。数人有り。
一巨桶
(
いちきよとう
)
を
扛
(
かう
)
して出づ。一吏文書を執つてその後に随つて去る。衆即ち裸婦を擁して入る。賈も
亦
(
また
)
随つて入る。」
鴉片
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
扛(かう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
と
(逆引き)
捕卒は銀錠を
扛
(
と
)
って臨安府の堂上へ搬んできた。許宣はそこで盗賊の嫌疑は晴れたが、素性の判らない者から
私
(
ひそか
)
に金をもらったというかどで、蘇州へ
配流
(
ついほう
)
せられることになった。
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
扛(と)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひし
(逆引き)
多年剣を学んで霊場に在り 怪力真に成る鼎
扛
(
ひし
)
ぐべし
鳴鏑
(
めいてき
)
雲を穿つて咆虎
斃
(
たお
)
る 快刀浪を
截
(
き
)
つて毒竜降る
出山
(
しゆつざん
)
赤手強敵を
擒
(
とりこ
)
にし 擁節の青年大邦に使ひす
八顆
(
はちか
)
の明珠皆楚宝 就中
一顆
(
いつか
)
最も無双
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
扛(ひし)の例文をもっと
(1作品)
見る
も
(逆引き)
捕卒は銀錠を
扛
(
も
)
って臨安府の堂上へ
搬
(
はこ
)
んで来た。許宣はそこで盗賊の嫌疑は晴れたが、素性の判らない者から、
私
(
ひそか
)
に金をもらったと云うかどで、
蘇州
(
そしゅう
)
へ
配流
(
ついほう
)
せられることになった。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
扛(も)の例文をもっと
(1作品)
見る
扛
漢検1級
部首:⼿
6画
“扛”のふりがなが多い著者
巌谷小波
野上豊一郎
内田魯庵
長塚節
谷崎潤一郎
幸田露伴
喜田貞吉
菊池寛
田中貢太郎
芥川竜之介