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穗先
ふりがな文庫
“穗先”の読み方と例文
新字:
穂先
読み方
割合
ほさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほさき
(逆引き)
ナニ、
青
(
あを
)
いんでもかまひませんが、なるなら
黄色
(
きいろ
)
い
方
(
はう
)
がいゝ。
麥
(
むぎ
)
は
熟
(
じゆく
)
するほど
丈夫
(
ぢやうぶ
)
ですからね。この
細
(
ほそ
)
い
麥藁
(
むぎわら
)
の
穗先
(
ほさき
)
の
方
(
はう
)
を
輕
(
かる
)
く
折
(
を
)
つてお
置
(
お
)
きなさい。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
卯平
(
うへい
)
の
視力
(
しりよく
)
が
再
(
ふたゝ
)
び
恢復
(
くわいふく
)
した
時
(
とき
)
には
火
(
ひ
)
は
既
(
すで
)
に
天井
(
てんじやう
)
の
梁
(
はり
)
に
積
(
つ
)
んだ
藁束
(
わらたば
)
の、
亂
(
みだ
)
れて
覗
(
のぞ
)
いて
居
(
ゐ
)
る
穗先
(
ほさき
)
を
傳
(
つた
)
ひて
昇
(
のぼ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
雛壇
(
ひなだん
)
から借りて來たやうに竝んで居りますが、突當りの百味だんすの前、帳場格子の中には、十八九の娘が一人、筆の
穗先
(
ほさき
)
を噛んだまゝ、何やら思案をして居るではありませんか。
銭形平次捕物控:167 毒酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
穗先(ほさき)の例文をもっと
(4作品)
見る
穗
部首:⽲
17画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“穗”で始まる語句
穗
穗積
穗首
穗長
穗利
穗向
穗庵
穗芒
穗苗藁
穗科閣下
“穗先”のふりがなが多い著者
ホーマー
長塚節
島崎藤村
野村胡堂