トップ
>
膚
>
はだえ
ふりがな文庫
“
膚
(
はだえ
)” の例文
あわれ、何しに
御身
(
おんみ
)
の
膚
(
はだえ
)
に
汚
(
けが
)
るべき。夫人はただかつてそれが、
兇賊
(
きょうぞく
)
の持物であったことを知って、ために不気味に思ったのである。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その風は
裳裾
(
もすそ
)
や
袂
(
たもと
)
を
翻
(
ひるがえ
)
し、甲板の
日蔽
(
ひおい
)
をあおち、人語を吹き飛ばして少しも
暑熱
(
しょねつ
)
を感じささないのであるが、それでも
膚
(
はだえ
)
に何となく暖かい。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
一個の蟇口、十円足らずの金銭がこうして二つの魂を奪い、生命を
攫
(
さら
)
っていくのかと思いますと、
膚
(
はだえ
)
に
粟
(
あわ
)
の噴くのを覚えます。
錯覚の拷問室
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
こう口先きだけは
窘
(
たしな
)
めるように云うても眼は笑ってお初のぼってりとして胸もとの汗ばんだ
膚
(
はだえ
)
をこっそりと愉しんでいる。
神楽坂
(新字新仮名)
/
矢田津世子
(著)
ひりひりと
膚
(
はだえ
)
をかすめる粉雪の痛さをじっと忍びながら、きたならしい色をした空や、みすぼらしい北国の自然や、植物園のむさくるしい裏庭や
アッタレーア・プリンケプス
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
▼ もっと見る
膚
(
はだえ
)
を切るように風が寒く、それに埃の立ちようもひどかったから、どこの家でもみな雨戸を細目にして
籠
(
こも
)
っていた。
新万葉物語
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
既にその時すらも余程堪え難くなって来て長者の着て居った毛皮の着物を二枚も借りて着て居ってもなお夜分は随分寒気が
膚
(
はだえ
)
に
徹
(
とお
)
す位でありますから
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
エレーンに八万四千の毛孔ありて、エレーンが八万四千
壺
(
こ
)
の香油を注いで、日にその
膚
(
はだえ
)
を
滑
(
なめら
)
かにするとも、潜めるエレーンは遂に出現し
来
(
きた
)
る
期
(
ご
)
はなかろう。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
◯十三節に「その
膚
(
はだえ
)
の
肢
(
えだ
)
は
蝕壊
(
くいやぶ
)
らる、すなわち死の
初子
(
ういご
)
これが肢を蝕壊るなり」とあるを見れば、この悪人必滅の主張が
明
(
あきら
)
かにヨブを指したものであること確実である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
膚
(
はだえ
)
艶に
辞
(
ことば
)
潔く妙相
奇挺
(
きてい
)
黒白短なく、肥痩所を得、才色双絶で志性金剛石ほど堅い上に、何でも夫の意の向うままになり、多く男子を産み、種姓劣らず、好んで善人を愛し
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
今川家
重代
(
じゅうだい
)
という
松倉郷
(
まつくらごう
)
の太刀、左文字の脇差、
籠手
(
こて
)
脛当
(
すねあて
)
、
沓
(
くつ
)
などとを加えれば、十貫目をも超えるだろうと思われる武装であり、
膚
(
はだえ
)
へ風のはいる
隙
(
すき
)
まもない
装
(
よそお
)
いだった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「こちら向かんせ、雪の
膚
(
はだえ
)
が見とうござんす」というようなたわごとが書いてある。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蚊の
嘴
(
くちばし
)
といえば云うにも足らぬものだが、淀川両岸に多いアノフェレスという蚊の嘴は、其昔其川の傍の山崎村に
棲
(
す
)
んで居た
一夜庵
(
いちやあん
)
の宗鑑の
膚
(
はだえ
)
を
螫
(
さ
)
して、そして宗鑑に
瘧
(
おこり
)
をわずらわせ
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
人を離れて夜気とみに
膚
(
はだえ
)
に迫り、イエスは身震いするような
驚愕
(
きょうがく
)
に襲われました。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
肌理
(
きめ
)
細かく
膚
(
はだえ
)
柔かく、性穏和である。三椏なくば紙は風情を減ずるであらう。
和紙の美
(新字旧仮名)
/
柳宗悦
(著)
翁が特に愛していた、
蝦蟇出
(
がまで
)
という
朱泥
(
しゅでい
)
の
急須
(
きゅうす
)
がある。
径
(
わたり
)
二寸もあろうかと思われる、小さい急須の
代赭色
(
たいしゃいろ
)
の
膚
(
はだえ
)
に
Pemphigus
(
ペンフィグス
)
という
水泡
(
すいほう
)
のような、大小種々の
疣
(
いぼ
)
が出来ている。
カズイスチカ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そこで言葉が切れた、少しまえから風が出たとみえ、庭の櫟林がひょうひょうと枝を鳴らしている、それは夜の暗さとはげしい寒気を思わせ、聞く者の
膚
(
はだえ
)
を粟立たせるような響きをもっていた。
晩秋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
身を切るように寒さが
膚
(
はだえ
)
に浸みた。老婆は、痩せ細った手をきちんと膝の上に重ねている——この時私は老婆の向いている方向には、
何
(
なん
)
かあるのでないかと思ったから、その方を見たが何もない。
老婆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
太き両手を
膝
(
ひざ
)
の上に組みて、
膚
(
はだえ
)
たゆまず、目まじろがず、口を漏るる
薩弁
(
さつべん
)
の
淀
(
よど
)
みもやらぬは、戯れにあらず、狂気せしにもあらで、まさしく分別の上と思えば、驚きはまた胸を
衝
(
つ
)
く憤りにかわりつ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
そして長い間、
膚
(
はだえ
)
をも傷られず
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
其
(
そ
)
の
下襲
(
したがさ
)
ねの
緋鹿子
(
ひがのこ
)
に、
足手
(
あして
)
の
雪
(
ゆき
)
が
照映
(
てりは
)
えて、
女
(
をんな
)
の
膚
(
はだえ
)
は
朝桜
(
あさざくら
)
、
白雲
(
しらくも
)
の
裏
(
うら
)
越
(
こ
)
す
日
(
ひ
)
の
影
(
かげ
)
、
血
(
ち
)
も
通
(
かよ
)
ふ、と
見
(
み
)
る
内
(
うち
)
に、
男
(
をとこ
)
の
顔
(
かほ
)
は
蒼
(
あを
)
く
成
(
な
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と、その海の上を吹いて来る風が、底の方から一脈の冷気を誘うて来る。その冷気が
膚
(
はだえ
)
に快よい。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
銀色の
玉兎
(
ぎょくと
)
が雲間に
隠顕
(
いんけん
)
して居る光景は
爛漫
(
らんまん
)
たる
白花
(
びゃくげ
)
を下界に散ずるの趣あり、足音はそくそくとして寒気
凜然
(
りんぜん
)
膚
(
はだえ
)
に迫るものから、
荷持
(
にもち
)
も兵士も
顫
(
ふる
)
いながら山を登りますと
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
もともと
脂肪
(
あぶら
)
肥りの血色のよい
膚
(
はだえ
)
が、こんな時には、磨きをかけたように艶光りして、血糸の
綾
(
あや
)
がすけてみえる丸っこい鼻の頭には、陽ざしに明るい縁の障子が白く写っているように見える。
女心拾遺
(新字新仮名)
/
矢田津世子
(著)
「角が二本……雪の
膚
(
はだえ
)
にはみるみる
鱗
(
うろこ
)
が生えて、
丹花
(
たんか
)
の唇は耳まで裂けた」
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鶯坂
(
うぐいすざか
)
の上を西へ曲って、
石燈籠
(
いしどうろう
)
の列をなしている、お
霊屋
(
たまや
)
の前を通る頃には、それまで
膚
(
はだえ
)
を燃やしていた血がどこかへ流れて行ってしまって、自分の顔の
蒼
(
あお
)
くなって、膚に
粟
(
あわ
)
を生ずるのを感じた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
衣
(
きぬ
)
引まくれ胸あらわに、
膚
(
はだえ
)
は春の
曙
(
あけぼの
)
の雪今や
消
(
きえ
)
入らん
計
(
ばか
)
り、見るから
忽
(
たちま
)
ち肉動き
肝
(
きも
)
躍って分別思案あらばこそ、雨戸
蹴
(
け
)
ひらき
飛込
(
とびこん
)
で、人間の手の四五本なき事もどかしと
急燥
(
いらつ
)
まで
忙
(
いそがわ
)
しく、手拭を
棄
(
す
)
て
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
露垂るばかりの黒髪は、ふさふさと肩に
溢
(
こぼ
)
れて、柳の腰に纏いたり。
膚
(
はだえ
)
の色真白く、透通るほど清らかにて、顔は
太
(
いた
)
く蒼みて見ゆ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
咫尺
(
しせき
)
も弁ぜぬ大雪 そうすると雪が大層降って来たです。だんだん
劇
(
はげ
)
しくなってどうにもこうにも進み切れない。もう自分の着て居るチベット服も全身
濡
(
しめ
)
ってその濡りが
膚
(
はだえ
)
に通って来たです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
やがて桟橋を離れて大海原に
浮
(
うか
)
むと
又
(
また
)
涼風が
膚
(
はだえ
)
にしみて寒い
位
(
くらい
)
である。私は
臥床
(
ねどこ
)
にはいる。朝七時半起床。もう
佐田
(
さた
)
の岬がそこに見え、九州の佐賀関の
久原
(
くはら
)
の製煉所の煙突を見る所まで来ている。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
一家
惣領
(
そうりょう
)
の末であった小山小四郎が田原藤太相伝のを奉りしより其れに改めた三
ツ
頭
左靹絵
(
ひだりどもえ
)
の紋の旗を
吹靡
(
ふきなび
)
かせ、
凜々
(
りんりん
)
たる意気、堂々たる威風、
膚
(
はだえ
)
撓
(
たゆ
)
まず、目まじろがず、佐沼の城を心当に進み行く
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
といって、さすがの少年が目に暗涙を
湛
(
たた
)
えて、
膝下
(
しっか
)
に、うつぎの花に
埋
(
うず
)
もれて
蹲
(
うずくま
)
る清い
膚
(
はだえ
)
と、美しい黒髪とが、わななくのを見た。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
秋の風衣と
膚
(
はだえ
)
吹き分つ
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
ものともなく
膚
(
はだえ
)
あわだつに、ふと顔をあげたれば、ありあけ暗き室のなかにミリヤアドの双の
眼
(
まなこ
)
、はきとあきて、わが
方
(
かた
)
を見詰めいたり。
誓之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
着つけは桃に
薄霞
(
うすがすみ
)
、
朱鷺色絹
(
ときいろぎぬ
)
に白い裏、
膚
(
はだえ
)
の雪の
紅
(
くれない
)
の
襲
(
かさね
)
に透くよう
媚
(
なまめ
)
かしく、白の
紗
(
しゃ
)
の、その狩衣を装い澄まして、
黒繻子
(
くろじゅす
)
の帯、箱文庫。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
胸の
血汐
(
ちしお
)
の通うのが、波打って、風に
戦
(
そよ
)
いで見ゆるばかり、
撓
(
たわ
)
まぬ
膚
(
はだえ
)
の未開紅、この意気なれば二十六でも、
紅
(
くれない
)
の色は
褪
(
あ
)
せぬ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
二の腕から、
頸
(
えり
)
は勿論、胸の下までべた塗の
白粉
(
おしろい
)
で、大切な女の
膚
(
はだえ
)
を、厚化粧で見せてくれる。……それだけでも感謝しなければなりません。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いで、霧となって
虹
(
にじ
)
を放ち、露と凝って珠ともなる。ここに白骨を包んでは、その雪のごとき
膚
(
はだえ
)
とならずや、あの濡れたような瞳とならずや。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
転んで手をつくと、はや薬の
匂
(
におい
)
がして
膚
(
はだえ
)
を襲つた。此の
一町
(
いっちょう
)
がかりは、
軒
(
のき
)
も柱も土も石も、残らず一種の
香
(
か
)
に
染
(
し
)
んで居る。
処方秘箋
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
邪気
自
(
おのず
)
から
膚
(
はだえ
)
を襲うて、ただは済みそうにもない、物ありげに思い取られるので、お雪は薄気味悪く、
易
(
やす
)
からぬ色をして
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
葛上亭長
(
まめ
)
、
芫青
(
あお
)
、
地胆
(
つち
)
、三種合わせた、猛毒、
膚
(
はだえ
)
に
粟
(
あわ
)
すべき
斑蝥
(
はんみょう
)
の
中
(
うち
)
の、最も普通な、みちおしえ、魔の
憑
(
つ
)
いた宝石のように、
炫燿
(
ぎらぎら
)
と招いていた。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
燈火
(
ともしび
)
はありませんが暗いような明るいような、畳の数もよく見える、一体その
明
(
あかり
)
がというと、女が身に
纏
(
まと
)
っている、その
真蒼
(
まっさお
)
な色の着物から
膚
(
はだえ
)
を通して
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この美しい
女
(
ひと
)
は、その
膚
(
はだえ
)
、その
簪
(
かんざし
)
、その
指環
(
ゆびわ
)
の玉も、とする端々
透通
(
すきとお
)
って色に出る、心の影がほのめくらしい。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その時、小雨の夜の路地裏の待合で、述懐しつつ、恥らったのが、夕顔の面影ならず、
膚
(
はだえ
)
を包んだ
紅
(
くれない
)
であった。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……
顔馴染
(
かおなじみ
)
の濃い
紅
(
くれない
)
、
薄紫
(
うすむらさき
)
、雪の
膚
(
はだえ
)
の
姉様
(
あねさま
)
たちが、この
暗夜
(
やみのよ
)
を、すっと
門
(
かど
)
を出る、……と
偶
(
ふ
)
と寂しくなった。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
婦人は
毀誉
(
きよ
)
を耳にも懸けず、いまだ売買の約も整わざる、襯衣を着けて、
膚
(
はだえ
)
を蔽い、肩を納め、帯を
占
(
し
)
め、
肩掛
(
ショオル
)
を取りて
颯
(
さ
)
と羽織り、悠々として去らんとせり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
我
(
われ
)
と
我
(
わ
)
が
想像
(
さうざう
)
に
酔
(
よ
)
つて、
見惚
(
みと
)
れた
玉
(
たま
)
の
膚
(
はだえ
)
の
背
(
せなか
)
を
透
(
とほ
)
して、
坊主
(
ばうず
)
の
黒
(
くろ
)
い
法衣
(
ころも
)
が
映
(
うつ
)
る、と
水
(
みづ
)
の
中
(
なか
)
に
天守
(
てんしゆ
)
の
梁
(
うつばり
)
に
釣下
(
つりさ
)
げられた、
其
(
そ
)
の
姿
(
すがた
)
を
獣
(
けもの
)
の
襲
(
おそ
)
ふ、
其
(
そ
)
の
俤
(
おもかげ
)
を
歴然
(
あり/\
)
と
見
(
み
)
た。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蝋の灯は吹くとなき山おろしにあかくなり、くろうなりて、ちらちらと眼に映ずる雪なす
膚
(
はだえ
)
白かりき。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蝋
(
ろう
)
の
灯
(
ひ
)
は吹くとなき山おろしにあかくなり、くらうなりて、ちらちらと眼に映ずる雪なす
膚
(
はだえ
)
白かりき。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
渠
(
かれ
)
は
恐懼
(
おそれ
)
て日光を見ず、もし強いて戸を開きて光明その
膚
(
はだえ
)
に一注せば、渠は
立処
(
たちどころ
)
に絶して万事
休
(
や
)
まむ。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
“膚”を含む語句
皮膚
肌膚
地膚
膚脱
膚触
膚膩
完膚
木膚
膚合
巌膚
浅膚
岩膚
諸膚脱
片膚脱
素膚
人膚
髪膚
片膚
膚身
膚浅
...