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『新万葉物語』
ふりがな文庫
『
新万葉物語
(
しんまんようものがたり
)
』
からからに乾いて巻き縮れた、欅の落葉や榎の落葉や杉の枯葉も交った、ごみくたの類が、家のめぐり庭の隅々の、ここにもかしこにも一団ずつ屯をなしている。 まともに風の吹払った庭の右手には、砂目の紋様が面白く、塵一つなくきれいだ。つい今しがたまで背 …
著者
伊藤左千夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文章世界 第四卷第二號」1909(明治42)年2月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
か
)
上
(
うわ
)
閉塞
(
とざ
)
夕食
(
ゆうげ
)
端
(
はた
)
継
(
つぎ
)
掻取
(
かいど
)
馬盥
(
うまだらい
)
晩
(
おそ
)
咳
(
せ
)
夜更
(
よふけ
)
紋様
(
もよう
)
鎖
(
くさり
)
縮
(
ちぢ
)
膚
(
はだえ
)
拵
(
こさ
)
締糟
(
しめかす
)
萱葺
(
かやぶき
)
菰
(
こも
)
荷鞍
(
にぐら
)
荷卸
(
におろ
)
舌金
(
したがね
)
臥床
(
ふしど
)
裾湯
(
すそゆ
)
一臼
(
ひとうす
)
納戸
(
なんど
)
籠
(
こも
)
鼾
(
いびき
)
蓆切
(
むしろき
)
鰯網
(
いわしあみ
)
飯
(
めし
)
襷
(
たすき
)
詞
(
ことば
)
調
(
ととの
)
跳
(
は
)
蹴分
(
けわ
)
金巾
(
かなきん
)
駄賃
(
だちん
)
開閉
(
あけたて
)
間
(
ま
)
隙
(
すき
)
頸
(
くび
)
大家
(
たいけ
)
拵
(
こしら
)
懐
(
ふところ
)
後
(
あと
)
干葉
(
ひば
)
屯
(
たむろ
)
屈托
(
くったく
)
小夜
(
さよ
)
子息
(
むすこ
)
捕
(
と
)
埒
(
らち
)
厭
(
いや
)
卸
(
おろ
)
半纏
(
はんてん
)
動悸
(
どうき
)
凪
(
な
)
介錯
(
かいしゃく
)
欅
(
けやき
)
痒
(
かゆ
)
田雀
(
たすずめ
)
煤
(
すす
)
炬燵
(
こたつ
)
深更
(
しんこう
)
活
(
い
)
洋燈
(
ランプ
)
母
(
かあ
)
窺
(
うかが
)
榎
(
えのき
)
果
(
はて
)
杵数
(
きねかず
)
杵
(
きね
)
木枯
(
こがらし
)
搗
(
つ
)
掻
(
か
)