“佐田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さた50.0%
さだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて桟橋を離れて大海原にうかむとまた涼風がはだえにしみて寒いくらいである。私は臥床ねどこにはいる。朝七時半起床。もう佐田さたの岬がそこに見え、九州の佐賀関の久原くはらの製煉所の煙突を見る所まで来ている。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
また日高郡原谷はらたにという所でも、合祀の遺恨より、刀で人を刃せしことあり。東牟婁郡佐田さだおよびそえかわでは、一昨春合祀反対の暴動すら起これり。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)