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隠顕
ふりがな文庫
“隠顕”のいろいろな読み方と例文
旧字:
隱顯
読み方
割合
いんけん
81.8%
ちらつ
9.1%
みえかくれ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんけん
(逆引き)
日光の
隠顕
(
いんけん
)
するごとに、
天
(
そら
)
の色はあるいは黒く、あるいは
蒼
(
あお
)
く、
濃緑
(
こみどり
)
に、
浅葱
(
あさぎ
)
に、
朱
(
しゅ
)
のごとく、雪のごとく、激しく異状を示したり。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
隠顕(いんけん)の例文をもっと
(9作品)
見る
ちらつ
(逆引き)
得ずと思い出したる俊雄は早や
友仙
(
ゆうぜん
)
の
袖
(
そで
)
や
袂
(
たもと
)
が
眼前
(
めさき
)
に
隠顕
(
ちらつ
)
き賛否いずれとも決しかねたる
真向
(
まっこう
)
からまんざら小春が憎いでもあるまいと遠慮なく
発議者
(
ほつぎしゃ
)
に
斬
(
き
)
り込まれそれ知られては行くも
憂
(
う
)
し行かぬも憂しと
肚
(
はら
)
のうちは一上一下虚々実々
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
隠顕(ちらつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みえかくれ
(逆引き)
泉水の末を引きて
𥻘々
(
ちよろちよろ
)
水
(
みづ
)
を
卑
(
ひく
)
きに落せる
汀
(
みぎは
)
なる
胡麻竹
(
ごまたけ
)
の
一叢
(
ひとむら
)
茂れるに
隠顕
(
みえかくれ
)
して
苔蒸
(
こけむ
)
す石組の小高きに
四阿
(
あづまや
)
の立てるを、やうやう辿り着きて貴婦人は
艱
(
なやま
)
しげに憩へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
隠顕(みえかくれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“隠顕”の意味
《名詞》
(いんけん)隠れたり見えたりすること。
(おんけん)後ろに隠れたり、表に現れること。
(出典:Wiktionary)
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
顕
常用漢字
中学
部首:⾴
18画
“隠顕”で始まる語句
隠顕出没
検索の候補
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