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隱顯
ふりがな文庫
“隱顯”の読み方と例文
新字:
隠顕
読み方
割合
ちら/\
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちら/\
(逆引き)
うつくしき
人
(
ひと
)
の、
葉柳
(
はやなぎ
)
の
蓑
(
みの
)
着
(
き
)
たる
忍姿
(
しのびすがた
)
を、
落人
(
おちうど
)
かと
見
(
み
)
れば、
豈
(
あに
)
知
(
し
)
らんや、
熱
(
あつ
)
き
情思
(
おもひ
)
を
隱顯
(
ちら/\
)
と
螢
(
ほたる
)
に
涼
(
すゞ
)
む。
君
(
きみ
)
が
影
(
かげ
)
を
迎
(
むか
)
ふるものは、たはれ
男
(
を
)
の
獺
(
をそ
)
か、あらず、
大沼
(
おほぬま
)
の
鯉
(
こひ
)
金鱗
(
きんりん
)
にして
鰭
(
ひれ
)
の
紫
(
むらさき
)
なる
也
(
なり
)
。
五月より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
隱顯(ちら/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
隱
部首:⾩
17画
顯
部首:⾴
23画
“隱”で始まる語句
隱
隱居
隱家
隱見
隱匿
隱岐
隱密
隱藝
隱居所
隱元
“隱顯”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花