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金鱗
読み方 | 割合 |
きんりん | 66.7% |
こんりん | 33.3% |
まもなく、宿の板前や男衆に桶をかつがせ、見ごとな
金鱗の
金鯉十数
尾をすくい入れて二人は帰ってきた。
うつくしき
人の、
葉柳の
蓑着たる
忍姿を、
落人かと
見れば、
豈知らんや、
熱き
情思を
隱顯と
螢に
涼む。
君が
影を
迎ふるものは、たはれ
男の
獺か、あらず、
大沼の
鯉金鱗にして
鰭の
紫なる
也。
印旛
沼の
金鱗の鯉みじろがず夕風の網に捕られたりけり