“金鯉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんごい50.0%
きんり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さる知人の富家ふかで、お祝いごとがある。それで、めかた十四、五斤の金鯉きんごいを、どうしても十匹ほど入用と、折入っての、頼まれごとさ。弱ったな」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おう、ご厄介だが、世話になるよ。とにかく十ぴき金鯉きんごいを持たなければ、友人のてまえ帰れんからのう」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四五海若わたつみみことのりあり。老僧かねて四六放生はうじやう功徳くどく多し。今、江に入りて魚の遊躍あそびをねがふ。かり金鯉きんりふくを授けて四七水府すゐふのたのしみをせさせ給ふ。