“きんり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禁裡75.0%
禁裏18.8%
金利3.1%
金鯉3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしはもときょううまれ、ちち粟屋左兵衞あわやさひょうえもうして禁裡きんりつかえたものでございます。わたくし佐和子さわこ、二十五さい現世げんせりました。
一方の柴進さいしんは、はたごへ帰ると、さっそく宋江へ「山東宋江」の宸筆しんぴつを見せ、またつぶさに、禁裏きんりの様子もはなして聞かせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかるに金解禁きんかいきん出來できれば、爲替相場かはせさうばほとんど一てい不動ふどうのものになつて外國ぐわいこく金利きんり内地ないち金利きんりうごきのために、多少たせううごきはあるが
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
其結果そのけつくわ我國わがくに金利きんりたかくなり、株劵かぶけんさがり、公債こうさい社債しやさいさがつて、我國わがくに經濟界けいざいかい非常ひじやう打撃だげきあたへるであらうとふことが、世人せじんぱん心配しんぱいになつたところであるが
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
四五海若わたつみみことのりあり。老僧かねて四六放生はうじやう功徳くどく多し。今、江に入りて魚の遊躍あそびをねがふ。かり金鯉きんりふくを授けて四七水府すゐふのたのしみをせさせ給ふ。