“放生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうじょう60.0%
はうじやう20.0%
ほうしょう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湖の神の仰せがあった。老僧はかねがね放生ほうじょう功徳くどくが多い。そして、いま湖に入って、魚の如く泳ぎまわることを願っている。
四五海若わたつみみことのりあり。老僧かねて四六放生はうじやう功徳くどく多し。今、江に入りて魚の遊躍あそびをねがふ。かり金鯉きんりふくを授けて四七水府すゐふのたのしみをせさせ給ふ。
萌黄緞子もえぎどんすの胴肩衣かたぎぬをつけ、金の星兜の上を立烏帽子たてえぼし白妙しろたえの練絹を以て行人包ぎょうにんづつみになし、二尺四寸五分順慶長光の太刀を抜き放ち、放生ほうしょう月毛と名づくる名馬に跨り
川中島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)