“ほうじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
豊饒34.2%
方丈22.5%
北条10.0%
法帖10.0%
豊穣6.7%
褒状5.8%
法縄3.3%
放生1.7%
法杖1.7%
北條0.8%
彭城0.8%
宝生0.8%
法繩0.8%
豊醸0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十五歳で不遇のうちに死んだモーツァルトの遺産が、なんと後世の生活を豊饒ほうじょうにし、張り合いのあるものにしたことであろうか。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
あなた一人で往っていらっしゃい、しかし、方丈ほうじょうへだけは往ってはいけないですよ、あすこには坊主が説経してますから、きっと布施を
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
小田原城おだわらじょう北条氏政ほうじょううじまさどのは、若さまにとっては、叔父君おじぎみにあたるかたです。北条ほうじょうどのへ身をよせれば、織田家おだけ徳川家とくがわけも手はだせませぬ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
拓本職人は石刷りを法帖ほうじょうに仕立てる表具師のようなこともやれば、石刷りを版木に模刻して印刷をする彫版師のような仕事もした。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
広々ひろびろとした、田園でんえんのぞみ、豊穣ほうじょう穀物こくもつあいだはたら男女だんじょれを想像そうぞうし、嬉々ききとして、牛車ぎゅうしゃや、うまあと子供こどもらの姿すがたえがいたのであります。
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)
その時為吉の父親は、二十七八の血気盛りの勇敢な漁夫りょうしで、ある漁船の船頭をしていたのでした。そして県庁から、人の生命を助けた効によって、褒状ほうじょうを貰いました。
少年と海 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)
「いや、うすうすそんな様子も察しているが、わしの役儀は町方与力だ。たとえ、事情や場合はどうあろうと、あくまで、法縄ほうじょうは公明に十手は正大にうごかなければならん」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし駒は名馬放生ほうじょう、太刀は小豆長光あずきながみつの二尺四寸。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
百数十年来——二代将軍時代からのすすとほこりの中にそっとうずまったままそこにある物はといえば、手のつけられないガラクタもあるが、中には真珠の念珠コンタツ黄金きんこうがい珊瑚さんご法杖ほうじょうなど
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
良人おっと自分じぶんまえ打死うちじにしたではないか……にくいのはあの北條ほうじょう……縦令たとえ何事なにごとがあろうとも、今更いまさらおめおめと親許おやもとなどに……。』
しかしそれからもなく、あの北條ほうじょうとの戦闘いくさおこったので、わたくしのぞみはとうとうげられずにおわりました。
彭城ほうじょう曼才まんさい会稽かいけい徳潤とくじゅん沛県はいけんの敬文、汝南じょなん徳枢とくすう、呉郡の休穆きゅうぼく、また公紀、烏亭うてい孔休こうきゅうなど。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昂然こうぜん、また代って立ったのは、彭城ほうじょう厳畯げんしゅん、字は曼才まんさい
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呂昇ろしょう大隈おおすみ加賀かが宝生ほうじょう哥沢うたざわ追分おいわけ磯節いそぶし雑多ざったなものが時々余等の耳に刹那せつな妙音みょうおんを伝える。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
幕府から法繩ほうじょうをあずかる自分の立場から見れば、賊と名のつくものは、日本左衛門だろうが、九兵衛だろうが変りはない。たとえばそれが血縁のものであろうと、見のがすことは出来ないのです。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
空どころではない、豊醸ほうじょうの新味が充実しきっている。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)