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哥沢
ふりがな文庫
“哥沢”の読み方と例文
読み方
割合
うたざわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたざわ
(逆引き)
海にむかった室で昼間の
一酔
(
いっすい
)
に八十翁もよばれてほろよいになると、とてもよい声で、
哥沢
(
うたざわ
)
の「
白酒
(
しろざけ
)
」を、
素人
(
しろうと
)
にはめずらしい
唄
(
うた
)
いぶりをした。
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
けれども要するに、それはみんな身過ぎ世過ぎである。川竹の憂き身をかこつ
哥沢
(
うたざわ
)
の糸より細き筆の
命毛
(
いのちげ
)
を
渡世
(
とせい
)
にする是非なさ……オット大変忘れたり。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
呂昇
(
ろしょう
)
、
大隈
(
おおすみ
)
、
加賀
(
かが
)
、
宝生
(
ほうじょう
)
、
哥沢
(
うたざわ
)
、
追分
(
おいわけ
)
、
磯節
(
いそぶし
)
、
雑多
(
ざった
)
なものが時々余等の耳に
刹那
(
せつな
)
の
妙音
(
みょうおん
)
を伝える。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
哥沢(うたざわ)の例文をもっと
(5作品)
見る
哥
漢検1級
部首:⼝
10画
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
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