“うたざわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歌沢73.7%
哥沢26.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やむを得ずんば、観世かんぜなり、宝生ほうしょうなり、竹本なり、歌沢うたざわなり、しばらく現今衆心のおもむくところにしたがい、やや取捨を加え、音節を改めば可ならん。
国楽を振興すべきの説 (新字新仮名) / 神田孝平(著)
こうした過程を経まして、今日では、地唄じうた歌沢うたざわ端唄はうたと同じ様に、純然たる家庭音楽になっているのでございます。
呂昇ろしょう大隈おおすみ加賀かが宝生ほうじょう哥沢うたざわ追分おいわけ磯節いそぶし雑多ざったなものが時々余等の耳に刹那せつな妙音みょうおんを伝える。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
その時分ふとした話から旧友のヨウさんも長唄ながうた哥沢うたざわ清元きよもとといろいろ道楽の揚句あげくが薗八となり既に二
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)