トップ
>
命毛
ふりがな文庫
“命毛”の読み方と例文
読み方
割合
いのちげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いのちげ
(逆引き)
けれども要するに、それはみんな身過ぎ世過ぎである。川竹の憂き身をかこつ
哥沢
(
うたざわ
)
の糸より細き筆の
命毛
(
いのちげ
)
を
渡世
(
とせい
)
にする是非なさ……オット大変忘れたり。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
摺流
(
すりなが
)
す音も
憚
(
はゞか
)
り
卷紙
(
まきがみ
)
へ思ふ事さへ
云々
(
しか/″\
)
と
書
(
かき
)
つゞる身生
命毛
(
いのちげ
)
の筆より先へ切てゆく
冥途
(
めいど
)
の旅と死出の空我身は今ぞ亡き者と覺悟をしても親と子がたゞ二人なる此住居然るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
男女
(
なんにょ
)
の間変らじと
一言
(
ひとこと
)
交
(
かわ
)
せば一生変るまじきは
素
(
もと
)
よりなるを、
小賢
(
こさか
)
しき
祈誓三昧
(
きしょうさんまい
)
、誠少き
命毛
(
いのちげ
)
に
情
(
なさけ
)
は薄き墨含ませて、文句を飾り色めかす腹の
中
(
うち
)
慨
(
なげ
)
かわしと昔の人の
云
(
いい
)
たるが
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
命毛(いのちげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“命”で始まる語句
命
命令
命婦
命乞
命冥加
命中
命名
命数
命懸
命日
検索の候補
三毛入野命
若御毛沼命
“命毛”のふりがなが多い著者
高山樗牛
作者不詳
幸田露伴
永井荷風