“はうぢやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
方丈100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
方丈はうぢやう聞かれ何事なるやとたづねらるゝに水呑村百姓三五郎と申者御逢を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
をぎ一四六尾花のたけ人よりもたかく生茂おひしげり、露は時雨めきて降りこぼれたるに、一四七三つのみちさへわからざる中に、堂閣の戸右左みぎひだりたふれ、方丈はうぢやう一四八庫裏くりめぐりたるらう
願ひ度と申いでしが百姓の分際ぶんざいにて御ぢきに御目通りは叶ひがたしと申せしかばかくの仕合なりと言に方丈はうぢやうは其者是へとほせと申さるゝゆゑ侍者じしやの坊主立出たちいでコレ各々方おの/\がたしづまられよコリヤ百姓和尚樣をしやうさまあひなさるゝに因て此方へ通るべしと言を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)