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法城
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ほうじょう
ふりがな文庫
“
法城
(
ほうじょう
)” の例文
天台千年の
法城
(
ほうじょう
)
は、帝室や、国家からの破格な
待遇
(
たいぐう
)
に
狎
(
な
)
れて、仏徒は思い上がっていた。平家一門が、人臣の分を忘れて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんなだらしのないことでは、山の
厳粛
(
げんしゅく
)
がたもてるわけのものじゃない。だから吾々の
法城
(
ほうじょう
)
は、もう実のところ何の力もないのだ。
鴉
(
からす
)
の番人だというような嘆息が、つい出てしまう……。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“法城”で始まる語句
法城寺正弘