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法帖
ふりがな文庫
“法帖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうじょう
75.0%
ほふでふ
12.5%
はふでふ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうじょう
(逆引き)
今わが
家蔵
(
かぞう
)
の古書
法帖
(
ほうじょう
)
のたぐひその破れし表紙切れし
綴糸
(
とじいと
)
の
大方
(
おおかた
)
は見事に取つぐなはれたる、皆その頃八重が心づくしの形見ぞかし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
法帖(ほうじょう)の例文をもっと
(12作品)
見る
ほふでふ
(逆引き)
それから廊下に接した南側には、
殺風景
(
さつぷうけい
)
な
鉄格子
(
てつがうし
)
の西洋窓の前に大きな
紫檀
(
したん
)
の机を据ゑて、その上に
硯
(
すずり
)
や筆立てが、
紙絹
(
しけん
)
の類や
法帖
(
ほふでふ
)
と一しよに、存外行儀よく並べてある。
漱石山房の秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
法帖(ほふでふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
はふでふ
(逆引き)
直曲線の自由自在な表現以外にはなく、
法帖
(
はふでふ
)
も師匠もなにも要らないことを悟り、そしてこれを実行した。
秋艸道人の書について
(新字旧仮名)
/
吉野秀雄
(著)
法帖(はふでふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“法帖”の解説
法帖(ほうじょう)とは、書道において紙に筆と墨で書かれた書蹟のうち、保存・鑑賞・学書用に供するために仕立てられたもののこと。ほとんどの場合中国の書蹟に用いられる語である。
多くは本人が制作したものではなく、後から紙をつなぎ合わせるなどの加工を行ったり、模写・複製などを行って制作したものである。また俗にはある程度の分量を持った近世以前の書蹟をこう称することもある。
(出典:Wikipedia)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
帖
漢検準1級
部首:⼱
8画
“法帖”で始まる語句
法帖形
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森鴎外
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北大路魯山人