“しろはぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白脛83.3%
白萩16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お孝はゆるんだ伊達巻の、ぞろりと投遣りのもすそきながら、……踊で鍛えた褄は乱れず、白脛しろはぎのありとも見えぬ、蹴出捌けだしさばきで、すっと来て、二階の縁の正面に立ったと思うと
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こひは、それこひでせう。が、たまのやうな眞白まつしろな、あのもり背景はいけいにして、ちういたのが、すつとあはせた白脛しろはぎながす……およ人形にんぎやうぐらゐな白身はくしん女子ぢよし姿すがたです。られたのぢやありません。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
と是からあかりを増し折から月が皎々こう/\差上さしのぼりまして、前の泉水へ映じ、白萩しろはぎは露を含んで月の光りできら/\いたしてる中へあかりを置きまして、此方こちらには芸者が並んで居りますから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)