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太脛
ふりがな文庫
“太脛”の読み方と例文
読み方
割合
ふくらはぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくらはぎ
(逆引き)
とひょいと立つと、
端折
(
はしょ
)
った
太脛
(
ふくらはぎ
)
の
包
(
つつ
)
ましい
見得
(
みえ
)
ものう、ト身を返して、
背後
(
うしろ
)
を見せて、つかつかと
摺足
(
すりあし
)
して、奥の
方
(
かた
)
へ駈込みながら
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ただ一重の布も、膝の下までは蔽わないで、小股をしめて、色薄く
縊
(
くび
)
りつつ、
太脛
(
ふくらはぎ
)
が白く
滑
(
なめら
)
かにすらりと長く
流
(
ながれ
)
に立った。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飄然
(
ひょうぜん
)
として橋を渡り去ったが、やがて中ほどでちょっと振返って、滝太郎を見返って、そのまま
片褄
(
かたづま
)
を取って引上げた、白い
太脛
(
ふくらはぎ
)
が見えると思うと、
朝靄
(
あさもや
)
の中に見えなくなった。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
太脛(ふくらはぎ)の例文をもっと
(6作品)
見る
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
脛
漢検1級
部首:⾁
11画
“太”で始まる語句
太
太陽
太刀
太鼓
太息
太夫
太郎
太々
太腿
太閤