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ふくらはぎ
ふりがな文庫
“ふくらはぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
脹脛
35.5%
腓
22.6%
太脛
19.4%
腓腸
9.7%
腓脛
6.5%
肚
3.2%
膝脛
3.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脹脛
(逆引き)
足バカリジャナイ、コヽノ
脹脛
(
ふくらはぎ
)
ダッテフックラシタ肉ガナクナッチマッテ、労働者ノ脚ノヨウナグリ/\ガ出来ルワ。
瘋癲老人日記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ふくらはぎ(脹脛)の例文をもっと
(11作品)
見る
腓
(逆引き)
靴
(
くつ
)
も、
靴下
(
くつした
)
も、
腓
(
ふくらはぎ
)
も
真黒
(
まっくろ
)
です。緑の
草原
(
くさはら
)
の
精
(
せい
)
が、いいつけを
守
(
まも
)
らない四人の者に、こんな
泥
(
どろ
)
のゲートルをはかせたのです。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
ふくらはぎ(腓)の例文をもっと
(7作品)
見る
太脛
(逆引き)
ただ一重の布も、膝の下までは蔽わないで、小股をしめて、色薄く
縊
(
くび
)
りつつ、
太脛
(
ふくらはぎ
)
が白く
滑
(
なめら
)
かにすらりと長く
流
(
ながれ
)
に立った。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふくらはぎ(太脛)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
腓腸
(逆引き)
それから戸口へ廻る時、実際
行潦
(
ぬかるみ
)
へ左の足を
腓腸
(
ふくらはぎ
)
まで蹈み込んだ。靴に一ぱい水が這入つた。女は今
氈
(
かも
)
一枚で覆つてあるベンチのやうな
寝台
(
ねだい
)
に腰を掛けて、靴を脱ぎ始めた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
ふくらはぎ(腓腸)の例文をもっと
(3作品)
見る
腓脛
(逆引き)
柿本は、
腓脛
(
ふくらはぎ
)
が、ぴく/\、ぴく/\と顫えた。そして全身で身顫いした。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
ふくらはぎ(腓脛)の例文をもっと
(2作品)
見る
肚
(逆引き)
そこで血管末端が膨脹して、神經末端を壓迫する樣になるから、
肚
(
ふくらはぎ
)
や
腿肚
(
うちもゝ
)
や
踝
(
くるぶし
)
あたりが痛んで來て、手指で之を押せば大に疼痛を感ずるに至る。遠足した人が經驗する足の痛みも同じことである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ふくらはぎ(肚)の例文をもっと
(1作品)
見る
膝脛
(逆引き)
それを
行灯袴
(
あんどんばかま
)
に、
膝頭
(
ひざがしら
)
まで
裁
(
た
)
って、
竪
(
たて
)
に
襞
(
ひだ
)
を置いたから、
膝脛
(
ふくらはぎ
)
は太い毛糸の
靴足袋
(
くつたび
)
で隠すばかりである。歩くたびにキルトの襞が揺れて、膝と
股
(
もも
)
の間がちらちら出る。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふくらはぎ(膝脛)の例文をもっと
(1作品)
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