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脛
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あし
ふりがな文庫
“
脛
(
あし
)” の例文
ラマとだちょうはしばらくもじもじしていたが、自分が開放されたと気づくやいなや、うしろも見ずに長い
脛
(
あし
)
をひるがえして走り去った。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
その時はこの
時雨榎
(
しぐれえのき
)
の枝の両股になってる処に、
仰向
(
あおむけ
)
に寝転んでいて、烏の
脛
(
あし
)
を
捕
(
つかま
)
えた。
化鳥
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鶏の中でも極めて小さいもので、
脛
(
あし
)
の高さがわずか一、二寸、それが低いほど、また
体
(
からだ
)
が小さいほど好いものとなっています。小さいのは
南京
(
ナンキン
)
チャボとか
地※
(
じす
)
りとかいって脚も
嘴
(
くちばし
)
も眼も黄色です。
幕末維新懐古談:57 矮鶏のモデルを探したはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
おまへのその、白い二本の
脛
(
あし
)
が
山羊の歌
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
其時
(
そのとき
)
はこの
時雨榎
(
しぐれえのき
)
の
枝
(
えだ
)
の
両股
(
ふたまた
)
になつてる
処
(
ところ
)
に、
仰向
(
あをむけ
)
に
寝転
(
ねころ
)
んで
居
(
ゐ
)
て、
烏
(
からす
)
の
脛
(
あし
)
を
捕
(
つかま
)
へた、それから
畚
(
ふご
)
に
入
(
い
)
れてある、あのしめぢ
蕈
(
たけ
)
が
釣
(
つ
)
つた、
沙魚
(
はぜ
)
をぶちまけて、
散々
(
さんざ
)
悪巫山戯
(
わるふざけ
)
をした
揚句
(
あげく
)
が
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
脛
漢検1級
部首:⾁
11画
“脛”を含む語句
向脛
脛当
両脛
白脛
空脛
脹脛
脛巾
痩脛
片脛
脛押
赤脛
脛白
脛穿
高脛
毛脛
手具脛
太脛
八掬脛
脛骨
蚊脛
...