“赤脛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかすね50.0%
からずね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今でも吉原の赤脛あかすねといって、村の人が股引ももひきをはくと病気になるといい伝えて、冬も赤い脚を出しているのは、やはりある姥が股引を洗濯していて、せっかく水を一ぱいくれといわれた弘法大師に
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ずんぐりの高い、銅色あかがねいろ巌乗造がんじょうづくりな、年配四十五、六、古い単衣ひとえすそをぐいと端折はしょって、赤脛からずね脚絆きゃはん、素足に草鞋わらじ、かっとまばゆいほど日が照るのに、笠はかぶらず、その菅笠すげがさの紐に、桐油合羽とうゆがっぱたたんで
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)