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からずね
ふりがな文庫
“からずね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
空脛
80.0%
赤脛
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空脛
(逆引き)
深川浜の
蛤
(
はまぐり
)
町からくる、
倶梨伽羅紋々
(
くりからもんもん
)
で、チョン
髷
(
まげ
)
にゆっているというと威勢がいいが、七十五歳のおじいさん江戸ッ子の小魚売は、やせても昔の型を追って、寒中でも素体に
半纏
(
はんてん
)
一枚、
空脛
(
からずね
)
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そんげえなものには
怯
(
おび
)
えまい、面魂、
印半纏
(
しるしばんてん
)
も交って、布子のどんつく、
半股引
(
はんももひき
)
、
空脛
(
からずね
)
が入乱れ、
屈竟
(
くっきょう
)
な日傭取が、早く、糸塚の前を摺抜けて、松の下に、ごしゃごしゃとかたまった中から
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
からずね(空脛)の例文をもっと
(4作品)
見る
赤脛
(逆引き)
ずんぐり
脊
(
せ
)
の高い、
銅色
(
あかがねいろ
)
の
巌乗造
(
がんじょうづくり
)
な、年配四十五、六、古い
単衣
(
ひとえ
)
の
裾
(
すそ
)
をぐいと
端折
(
はしょ
)
って、
赤脛
(
からずね
)
に
脚絆
(
きゃはん
)
、素足に
草鞋
(
わらじ
)
、かっと
眩
(
まばゆ
)
いほど日が照るのに、笠は
被
(
かぶ
)
らず、その
菅笠
(
すげがさ
)
の紐に、
桐油合羽
(
とうゆがっぱ
)
を
畳
(
たた
)
んで
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
からずね(赤脛)の例文をもっと
(1作品)
見る
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