トップ
>
徙崖
ふりがな文庫
“徙崖”の読み方と例文
読み方
割合
しがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しがい
(逆引き)
磐城の海岸の特徴を成した黄灰色の
徙崖
(
しがい
)
が長く海中に突出して、
怒濤
(
どたう
)
がこれに当つて砕けるさまは、あまり沢山にありふれた景色とは思はれなかつた。
旅から帰つて
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
あの
徙崖
(
しがい
)
で三方を取巻かれたやうな海。あの板葺やら瓦葺やらの家屋ですつかり詰つてゐるやうな狭い町の通り。
島の唄
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
中程から
夥
(
おびたゞ
)
しく荒れて、赤灘の瀬戸あたりに行つた時には、島の
徙崖
(
しがい
)
がすぐ眼のまへに見えて居りながら、容易にその中に入ることが出来なかつたことを思ひ起す。
隠岐がよひの船
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
徙崖(しがい)の例文をもっと
(3作品)
見る
徙
漢検1級
部首:⼻
11画
崖
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
“徙”で始まる語句
徙
徙戎
“徙崖”のふりがなが多い著者
田山録弥
田山花袋