トップ
>
『島の唄』
ふりがな文庫
『
島の唄
(
しまのうた
)
』
あゝ焼けたな——ある日の朝、Bは新聞を見ながら思はずかう独語した。本町と言へば、たしかにあの宿屋のあたりだが、その記事では、もつと此方の税務所や郡役所が焼けて、もう少しでその前にある大きな門と前庭とを持つた旧式な二階建の建物に火が移らうとし …
著者
田山録弥
著者
田山花袋
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説 第三十年第三号」1925(大正14)年4月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約40分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
いけ
)
彷徨
(
ぶらぶら
)
幅
(
はゞ
)
階段
(
はしご
)
達
(
た
)
好
(
い
)
徙崖
(
しがい
)