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会津
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あひづ
ふりがな文庫
“
会津
(
あひづ
)” の例文
旧字:
會津
処
(
ところ
)
で、
随筆
(
ずゐひつ
)
に
書
(
か
)
いた
方
(
はう
)
は、
初手
(
しよて
)
から
筆者
(
ひつしや
)
の
用意
(
ようい
)
が
深
(
ふか
)
い。これは
前
(
まへ
)
にも
一寸
(
ちよつと
)
言
(
い
)
つた。——
奥州
(
おうしう
)
会津
(
あひづ
)
に
諏訪越中
(
すはゑつちう
)
と
云
(
い
)
ふ
大力
(
だいりき
)
の
人
(
ひと
)
あり。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
縮に
用
(
もち
)
ふる
紵
(
を
)
は、
奥刕
(
あうしう
)
会津
(
あひづ
)
出羽最上
(
ではもがみ
)
の
産
(
さん
)
を用ふ。白縮はもつはら会津を用ふ。なかんづく
影紵
(
かげそ
)
といふもの
極品
(
ごくひん
)
也、また米沢の
撰紵
(
えりそ
)
と
称
(
しよう
)
するも上品也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此処から三
斗
(
ど
)
小屋を通つて
会津
(
あひづ
)
に出て行く路は、江戸へ出る間道として、昔はかなりに人通りがあつたらしい。
行つて見たいところ
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
随筆
(
ずゐひつ
)
の
方
(
はう
)
は、
奥州
(
おうしう
)
会津
(
あひづ
)
に
諏訪越中
(
すはゑつちう
)
と
云
(
い
)
ふ
大力
(
だいりき
)
の
人
(
ひと
)
ありて、これは
宙外
(
ちうぐわい
)
さんの
猪苗代
(
ゐなはしろ
)
から、
山道
(
やまみち
)
三
里
(
り
)
だから
面白
(
おもしろ
)
い。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
盖
(
けだし
)
北越奇談
(
ほくゑつきだん
)
に
会津
(
あひづ
)
に
隣
(
とな
)
る
駒
(
こま
)
が
岳
(
たけ
)
の
深谷
(
しんこく
)
に入ること三里にして
化石渓
(
くわせきたに
)
と名付る処あり、
虫羽
(
ちゆうう
)
草木といへども
渓
(
たに
)
に入りて一年を
歴
(
ふ
)
ればみな化して石となる。
其
(
その
)
川甚
苦寒
(
くかん
)
にして夏も
渉
(
わたる
)
べからざるが如し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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盖
(
けだし
)
北越奇談
(
ほくゑつきだん
)
に
会津
(
あひづ
)
に
隣
(
とな
)
る
駒
(
こま
)
が
岳
(
たけ
)
の
深谷
(
しんこく
)
に入ること三里にして
化石渓
(
くわせきたに
)
と名付る処あり、
虫羽
(
ちゆうう
)
草木といへども
渓
(
たに
)
に入りて一年を
歴
(
ふ
)
ればみな化して石となる。
其
(
その
)
川甚
苦寒
(
くかん
)
にして夏も
渉
(
わたる
)
べからざるが如し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“会津”の解説
会津地方(あいづちほう)は、福島県の西部に当たり、西に越後山脈と東に奥羽山脈に挟まれた日本海側内陸の地域である。福島県は、奥羽山脈と阿武隈高地によって区切られており、西から順に「会津地方」と「中通り」と「浜通り」の三地域に区分されている。
なお、福島県内では、「あいづ」と、いにアクセント核が置かれる。
(出典:Wikipedia)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
“会津”で始まる語句
会津屋
会津八一
会津塗
会津家
会津方
会津盆
会津郡
会津領
会津征伐
会津若松