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親炙
ふりがな文庫
“親炙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんしゃ
86.4%
しんしや
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんしゃ
(逆引き)
小説のことでは伸子も間接に影響をうけている須田猶吉に
親炙
(
しんしゃ
)
して、婦人の作家に珍しく装ったところのない作風を認められていた。
二つの庭
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
いや、どういたしまして、あなた方の超凡なお動静に、朝夕
親炙
(
しんしゃ
)
いたしておれば、宗舟平凡画師も、大家の企て及ばぬ自然の
粉本
(
ふんぽん
)
を
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
親炙(しんしゃ)の例文をもっと
(19作品)
見る
しんしや
(逆引き)
予自身も、本多子爵に
親炙
(
しんしや
)
して、明治初期の
逸事瑣談
(
いつじさだん
)
を聞かせて貰ふやうになつてから、初めてこのドクトルの名を耳にする機会を得た。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
後ではまた
慚愧
(
ざんき
)
するのだとも思はないでもないのだが、これが私の人に
親炙
(
しんしや
)
したい気持の満たし方であり又、かくすることによつて私は人に
懐
(
なつ
)
き、人を多少とも解するのである。
亡弟
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
親炙(しんしや)の例文をもっと
(3作品)
見る
“親炙”の意味
《名詞》
人と親しく接し、その人から感化を受けること。
(出典:Wiktionary)
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
炙
漢検1級
部首:⽕
8画
“親”で始まる語句
親
親戚
親父
親爺
親仁
親子
親切
親方
親類
親身
“親炙”のふりがなが多い著者
中里介山
高浜虚子
牧野富太郎
内田魯庵
大隈重信
福沢諭吉
菊池寛
谷崎潤一郎
森鴎外
中原中也