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親炙
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しんしや
ふりがな文庫
“
親炙
(
しんしや
)” の例文
予自身も、本多子爵に
親炙
(
しんしや
)
して、明治初期の
逸事瑣談
(
いつじさだん
)
を聞かせて貰ふやうになつてから、初めてこのドクトルの名を耳にする機会を得た。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
後ではまた
慚愧
(
ざんき
)
するのだとも思はないでもないのだが、これが私の人に
親炙
(
しんしや
)
したい気持の満たし方であり又、かくすることによつて私は人に
懐
(
なつ
)
き、人を多少とも解するのである。
亡弟
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
東北の武士と
親炙
(
しんしや
)
し、次第にその統領たる位置を
培
(
つちか
)
つたのである。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
“親炙”の意味
《名詞》
人と親しく接し、その人から感化を受けること。
(出典:Wiktionary)
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
炙
漢検1級
部首:⽕
8画
“親”で始まる語句
親
親戚
親父
親爺
親仁
親子
親切
親方
親類
親身