“篤胤”の読み方と例文
読み方割合
あつたね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸にある平田篤胤あつたねの稿本類がいつ兵火の災にかかるやも知れないと心配し出したのは、伊那の方にある先師没後の門人仲間である。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その三冊というのは、真淵まぶちの評伝と、篤胤あつたねの家庭や生活記録を主として取扱ったものと、ロオデンバッハの『死都ブルウジュ』の訳本とである。
理由は、二人ながら、国学者で、尊王家であったが、忠右衛門は、本居宣長の流れを汲む者であり、左衛門は、平田篤胤あつたねの門下をもって任じている者であり、二人ながら
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)