“平田篤胤”の読み方と例文
読み方割合
ひらたあつたね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに立てる石碑のうちには、本居宣長もとおりのりながの「酒折宮寿詞さかおりのみやよごと」を平田篤胤ひらたあつたねの筆で書いたものと、甲州の勤王家山県大弐やまがただいにの撰した漢文の碑もある。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
君の生家の近くに平田篤胤ひらたあつたねの生家がありそうな気がするが、と一言くと、このときも「百メータ、」と明瞭めいりょうにすぐ答えた。
微笑 (新字新仮名) / 横光利一(著)
平田篤胤ひらたあつたねは、人格下劣な大山師であつた。この大山師のインチキな思想によつて、維新の功臣たちが指導されたことは、正に日本国民の大なる禍であつた。