ほり)” の例文
乙酉きのととり、天皇皇后及び草壁皇子尊くさかべのみこのみこと大津皇子おほつのみこ高市皇子たけちのみこ河島皇子かはしまのみこ忍壁皇子おさかべのみこ芝基皇子しきのみこみことのりしてのたまはく、れ今日なんぢ等とともおほばちかひて、千歳の後に事無からむとほりす。奈之何いかに
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
大伴家持が、「病に臥して無常を悲しみ修道をほりして作れる歌」二首の一つである。「数なき」は、年齢の数の無いということ、年寿の幾何いくらもないこと、幾ばくも生きないことである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)