“一丁稚”の読み方と例文
読み方割合
いちでっち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身体は丈夫だし、酒は飲めるし、男ざかりではあるし、書いたものは世間に迎えられるし、これがかつて角帯の草履姿で重い本を背負ってあえぎ/\大通りを歩いていた一丁稚いちでっちだろうか。
日本橋附近 (新字新仮名) / 田山花袋(著)