“ていがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丁亥57.1%
堤外14.3%
文政十年丁亥14.3%
艇外14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軍吏ぐんり徐彦成じょげんせいは材木を買うのを一つの商売にしていまして、丁亥ていがいの年、しん州の汭口場ぜいこうじょうへ材木を買いに行きましたが、思うような買物が見当らないので、暫くそこにふながかりをしていると
兵士が笑って、銃剣じゅうけんさきで蛇をつっかけて、堤外ていがいほうり出した。無事にこの関所せきしょも越して、彼は母と姉と嘻々ききとして堤を歩んだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
乗組員の多数は、艇外ていがいへとび出して宇宙塵に損傷そんしょうした穴の方から消火につとめた。このとき彼らは、やはり空気かぶとをかぶらなくてはならなかった。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)