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丁亥
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ていがい
ふりがな文庫
“
丁亥
(
ていがい
)” の例文
わたくしは戦後人心の赴くところを観るにつけ、たまたま田舎の路傍に残された断碑を見て、その行末を思い、ここにこれを
識
(
しる
)
した。
時維
(
ときにこれ
)
昭和廿二年歳次
丁亥
(
ていがい
)
臘月
(
ろうげつ
)
の某日である。
葛飾土産
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
軍吏
(
ぐんり
)
の
徐彦成
(
じょげんせい
)
は材木を買うのを一つの商売にしていまして、
丁亥
(
ていがい
)
の年、
信
(
しん
)
州の
汭口場
(
ぜいこうじょう
)
へ材木を買いに行きましたが、思うような買物が見当らないので、暫くそこに
舟
(
ふな
)
がかりをしていると
中国怪奇小説集:09 稽神録(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
正保
(
しょうほう
)
四年
丁亥
(
ていがい
)
十二月
朔日
(
さくじつ
)
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
側面に刻した墓誌に「先生姓藤原、名典、字伯経、一名守諸、号竹渓、称次右衛門、尾張人、給仕幕府、中興大沼氏、晩
致仕
(
ちし
)
、以文政十年
丁亥
(
ていがい
)
十二月二十四日没、享年六十六。孝子基祐建。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“丁亥”の意味
《名詞》
干支の一つ。60ある干支の組み合わせの24番目。
(出典:Wiktionary)
“丁亥”の解説
丁亥(ひのとい、ていかのいのしし、ていがい)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの24番目で、前は丙戌、次は戊子である。陰陽五行では、十干の丁は陰の火、十二支の亥は陰の水で、相剋(水剋火)である。
(出典:Wikipedia)
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
亥
漢検準1級
部首:⼇
6画
“丁”で始まる語句
丁度
丁
丁寧
丁稚
丁子
丁字
丁髷
丁抹
丁々
丁重