“四弘誓願”の読み方と例文
読み方割合
しぐせいぐわん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妄執を生命としてわれは活き、煩悩と云はば云へ、煩悩を筋骨として朕は立つ、おろかや汝、四弘誓願しぐせいぐわんは菩薩の妄執、五時説教は仏陀の煩悩、法蔵が妄執四十八願、観音が煩悩三十三じん
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
雄〻しくも云ひ出でたれば、其心根の麗せきに愛でゝ、我また雄〻しくも丈なる烏羽玉うばたまの髪を落して色あるきぬを脱ぎ棄てさせ、四弘誓願しぐせいぐわんを唱へしめぬ、や、何と仕玉へる、泣き玉ふか
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)