“神産巣日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かむむすび50.0%
カミムスビ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにその御祖みおやの命哭き患へて、天にまゐのぼりて、神産巣日かむむすびの命にまをしたまふ時に、𧏛貝きさがひ比賣と蛤貝うむがひ比賣とを遣りて、作り活かさしめたまひき。
天地あめつち初發はじめの時、高天たかまはらに成りませる神のみなは、あめ御中主みなかぬしの神。次に高御産巣日たかみむすびの神。次に神産巣日かむむすびの神。この三柱みはしらの神は、みな獨神ひとりがみに成りまして、みみを隱したまひき
『古事記』に曰く、天地初発之時、高天原に成りませる神の名は、天之御中主アメノミナカヌシ神、次に高御産巣日タカミムスビ神、次に神産巣日カミムスビ神。此三柱の神は、皆ヒトガミ成りまして、御身を隠し給いきと。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)