“拾収”の読み方と例文
読み方割合
しゅうしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ勝伯が一しんを以て万死ばんしの途に馳駆ちくし、その危局ききょく拾収しゅうしゅうし、維新の大業を完成かんせいせしむるに余力をあまさざりし所以ゆえんにあらずや云々うんぬん
「殿ッ、殿ッ。——一刻もはやくこの場をお落ちなされませッ。乱れ立ったる味方、気負いぬく敵、拾収しゅうしゅうはつきませぬ。無念ながら一先ずここは」
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)