つけ)” の例文
遺恨ゐこんに存じ私し方へは不通に仕つり其上惣内夫婦を付狙つけねらひ候事と相見え金谷村へ惣内夫婦罷越候歸りをあとよりつけ來り夜にまぎれて兩人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つけたのサ又此方こなさんも其金はどうやらものした樣だがものした物ならものするは私が商賣ぢやサアきり/\と渡さぬか命までを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
持居たれども今は一文もなしなどとひとつぶやきながら通る所に肥前屋より小僧こぞうを一人供に連て出行いでゆく者の體小猿に髣似よくにたりしかば三吉はあとつけて能々是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)