早耳三次捕物聞書はやみみさんじとりものききがき01 霙橋辻斬夜話01 みぞればしつじぎりやわ
友人の書家の家で、私は経師屋の恒さんと相識になったが、恒さんの祖父なる人がまだ生きていて、湘南のある町の寺に間借りの楽隠居をしていると知ったので、だんだん聞いてみると、このお爺さんこそ安政の末から万延、文久、元治、慶応へかけて江戸花川戸で早 …
作品に特徴的な語句
むか でっ ちょく しら 歴然はっきり 服装こしらえ さむれえ 先日このあいだ そく 退すさ とぼ 女房にょうぼ つく 推量あて 前方まえ 強請ねだ 狼狽あわ 発見みつけ とざ まち 何時なんどき 個所ところ 元治がんじ きざ 大工でえく 帰宅かえり 扶持ぶち 捷径ちかみち はす 用達ようた みぎ 稼業しょうばい かど 闇黒やみ 万延まんえん 上金あがり 下素げす 下総しもうさ 不忘わたくし 与力よりき 乙未きのとひつじ 仕業しわざ 付着くっつ 会話はなし 余命よめい ためし うなが しの 傍腹わきばら 凝視みつ 切通きりどお ども 吃驚びっくり 同心どうしん 周囲まわり わめ たと 噯気おくび かかあ 天保てんぽう かかあ 安政あんせい 寂然ひっそり 帰途かえり 年齢とし 幾何いくばく 店者たなもの ゆる 弱小じゃくしょう 思惑おもわく 悄気しょげ おどろ 成仏じょうぶつ 手繰たぐ かつ どう 放心ぼんやり 文久ぶんきゅう 昨夜ゆうべ あけ しら 業物わざもの 此流このりゅう 武州ぶしゅう 歳末くれ 気勢けはい 消魂けたたま
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